1月
25
「さくら」販売が始まりました!


十勝・新得では、まだ厳しい寒さが続いていますが、
待ち遠しい桜前線をいち早くお届けいたします。

共働学舎新得農場は、その名の通り新得町の山麓にあります。
新得町は、町の花となっている「桜」の名所としても有名です。
しかし、その陰には伊藤伝五郎という一人の開拓者の
悲しい物語が秘めているのでした・・・

明治40年に鉄道が走り「新得停車場」が完成すると入植者だった伝五郎は
ここ新得で働きはじめました。
伝五郎が仕事で留守にしていたある夜、事件が起きました。
自宅が火災にあい、妻と6人の子供が皆焼死してしまったのです。
深い悲しみに陥った伝五郎は、家族の供養のために「神社山」に
桜の木を植え始めました。
伝五郎の愛しむ心と汗の結晶は、共感を得た人々につながり、
今では3000本の桜が咲き乱れる名所となり、町の木としても町民に親しまれています。

共働学舎新得農場では、町の人々にも親しまれているさくらを想い、
その風味により穏やかな時間を過ごしていただきたく「さくら」チーズを作りました。
この機会に、是非お楽しみください。 teru

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